レディオブックで経理や総務などバックオフィス全般を取りまとめるみきしぃ。
「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」や「「ザ!世界仰天ニュース」」など、地上波のテレビ番組に出演も果たした彼女に、直撃インタビューを実施しました!
4度の整形を経ながら「整形だけじゃポジティブになれなかった」とみきしぃが語った意味とは。
自分に自信を持つ方法について、みきしぃに話を聞きました!
—今回テレビ出演に至った経緯について教えてください。
みきしぃ
『TwitterのDMから出演依頼が来たことがきっかけです。「なんでオファーをいただけたんですか?」と聞いたら、日刊SPAや街録チャンネルを見て面白そうだとお声がけ頂いたそうです。
どちらも2020年11月くらいにご連絡頂きました。他にはTwitterで整形のツイートがバズったのを見て、というのもありましたね。』
—同じ時期にいくつもオファーが来たんですね。テレビの収録ではどのようなことを話されたんですか?
みきしぃ
『「じっくり聞いタロウ」は整形で変わった人というテーマについてです。特に、私は韓国でも手術していたので、その辺りがピックアップされてますね。
「世界仰天ニュース」に関しては、私の整形にまつわるストーリーと、最終的に今はどんな生活を送っているかについてです。再現ドラマも作っていただきました!』
—Twitterでご自身の整形について投稿されたことがオファーに繋がっているようですが、そもそもTwitterで発信するようになったきっかけはなんだったんでしょうか?
みきしぃ
『今のアカウントを始める前にも、整形について投稿する匿名裏アカみたいなのをやってたんですよ。
でも、ネガティブで陰口ばかり書いたりとにかく負のエネルギーが凄くて。
それが、なんでか分からないんですけど、ある日YUGOさんにそのアカウントの存在がバレたんですよね。
YUGOさんに「ネガティブな方向でパワーを使うんじゃなく、もっと表でポジティブな投稿をしろ」ってめちゃくちゃ怒っていただいて、今のアカウントを始めました。
今思うとこの言葉がなかったら今の自分は無かったと思います。』
(入社当初のみきしぃ。周りから暗すぎると心配されていたとのこと)
—現在のTwitterアカウントでも、最初の投稿が「人はやがて死ぬ」とネガティブなツイートですが、今から当時を振り返ってどう思われますか?
みきしぃ
『あはは(笑)
あれに関しては、軽いネタって感じで深い意味はなかったですね。
でも、ネガティブなツイートをすることは今ではなくなりました。
ありがたいことにフォロワーも増えて、どう見られているかを意識することが強くなりましたし、ブランディング上よろしくないことは言わないようになりました(笑)
思ったとしても自己解決してます。
そもそもマインドが変わりましたね。
YUGOさんは「自分の機嫌は自分で取れ」ってよく言うので。』
—言いそうですね(笑)
みきしぃ
『そうそう(笑)
自分の不機嫌とか苛立ちとかを外に出すと周りにも気を遣わせちゃうし、良い影響は絶対与えないじゃないですか。
今ではその言葉を座右の銘にして、自分の調子が狂っていても、表に出さないようにしてます。
ネットカフェとかに行って漫画を読んで調子を整えたりとか。
自分をうまくコントロール出来るようになった事も、レディオブックに入って身についたスキルかなと思います。』
—もしレディオブックに入っていなかったら、整形をしてもポジティブに変わっていなかった可能性はあるんでしょうか。
みきしぃ
『変わっていなかったと思います。
元々自分の整形を公開していく予定はなかったんですけど、自分の経験を良い方向に使っていこうと考えが変わりましたね。』
—みきしぃさんが“株式会社ポペルカ”を立ち上げたのも、「自分の経験で容姿に悩んでいる人を助けたい」という想いからでしたね。みきしぃさんが自分に自信を持てるようになったのは、いつごろからでしょうか。
みきしぃ
『実名顔出しで発信し始めて、そこから良い反応をもらえるようになってからだと思います。
今のTwitterアカウントを始めて1年くらいで、自分のことについてレディオメンバーと話す機会があったんですけど、それがきっかけでまず自分の整形について公開することにしました。』
noteにupしたのでTwitterにも載せます。私の整形前と整形後の写真です🌸
歯列矯正と顎プロテーゼによる横顔の変化の写真も参考までに!✨ pic.twitter.com/2SPNfqOk5b
— みきしぃ💫®️ (@Qpr_7) May 4, 2019
(初めて整形のことを公開した投稿)
『それから、2020年になってからデザイナーの前田さんに「自撮りあげた方がいいんじゃない?」って言われて。
自撮りに需要があるとは思ってなかったんですけど、YUGOさんにも相談して色々考えて自撮りを上げるようになりました。
いざ載せてみたら批判的なコメントは一切なくて、それどころか何千いいねをいただいて。
コメントでも「もっと自撮りUPしてください」とか「勇気をもらえました」と言ってもらえて、「求められてるんだ」って思えて、すごく新鮮な体験でしたね。』
https://twitter.com/Qpr_7/status/1268563026661105671
自分の人生で、「自撮りを見たい!」って言ってもらえることがあると思ってなかったし、小さいことだけど、こういう1つ1つ夢が叶っていくのがとても嬉しい…😢
みんなにとって当たり前のことでも、私にとってはすごく大きなことだったり…💦本当にありがたいし、もっと写真を好きになりたい😣 pic.twitter.com/EMBwBAuDDV— みきしぃ💫®️ (@Qpr_7) June 9, 2020
(Twitter上で見られる初期の自撮り写真)
—自撮りでポジティブな反応をもらえたのが一番大きなきっかけだったんでしょうか?
みきしぃ
『自撮りはきっかけの一つですね。
それ以外に自分の経験に価値があるんだと考えが変わったりとか、レディオブックの業務でもいろんな方から能力を褒めていただけることがあって、別のところでの自己肯定感が増えていったのも大きな要因です。
今までいろんな職場を経験したのですが、なかなか上手くいかず、「自分ってなんにも出来ない人間なんだ」って思い込んでいたんです。
でも、レディオブックに入って考えが大きく変わったんですよね。こんなにも求められるのは初めてだったんです。
レディオブックは「適材適所」を掲げてて、例えばライターの人がスマホ修理をする必要はないじゃないですか。
絶対に自分の得意な事を活かした方がいいですよね。
私は全部普通の人と同じように出来なきゃいけないと思ってたんですよ。それこそオールマイティに。携帯ショップにいるなら営業も接客も完璧に出来なきゃいけないとか。
得意な人が得意な能力を伸ばすのはいいんですけど、私は営業も接客も得意じゃなかった。
営業や接客が得意じゃなかっただけなのに、「あ、仕事出来ないんだ」とか「何をやってもだめな人間なんだ」って思ってしまったんです。
—1つがダメだっただけで全部がダメだと感じてしまってたんですね。
みきしぃ
『そう。でも、レディオブックに来て、「そうじゃないんだよ」と教えてもらえました。
「あなたが得意なのは文章を書いたり、自分の経験を発信していく事だ」って、自分が気づかなかったことを評価された時に、自分に自信がついたんです。
「仕事が出来なかったわけじゃないんだ」って分かって本当に安心しました。
単純に今まで不得意なことをやってたから、そういう評価だったんだ、と。』
—悩んでいる人の多くは自分に対する思い込みに縛られているということでしょうか。
みきしぃ
『そうかもしれないですね。
自信がないっていうのは、私が昔そうだったように、結局成功体験が少ないだけなのかなと思うんです。
自分の輝けるところはどこかにあるはずなんですけど、それが見つかってないとか。』
—確かに、成功体験がないのに自信に満ち溢れている人というのはあまり見かけません。
みきしぃ
『「あの時できたんだから、今度も成功する」という気持ちがないと、なかなか自信はつかないのかなと思います。
—中国のニュースも取り上げられていましたね。整形で有村架純さんのように変身した、という内容でしたが、どう思われましたか。
みきしぃ
『やっぱり嬉しかったですね。元々有村架純ちゃんのような顔に憧れていたので。』
—整形時にも理想のイメージはあったんでしょうか?
みきしぃ
『そうですね。こんな顔になりたい、と写真を見せて医師の方とイメージのすり合わせをしました。』
—Twitterでも有村架純さんと系統が近い陳小予さんに中学から憧れていると書かれていましたね。自撮りの雰囲気が似ていますが、今でも意識はされてるんですか?
みきしぃ
『憧れていたので無意識に影響を受けてるのかもしれないですね(笑)』
—これから整形の予定はあるんですか?
みきしぃ
『今のところは特にないですね。正直に言うと、自分の容姿に興味がなくなってきました。』
—興味がなくなったんですか!?
みきしぃ
『今まで頭の中の9割が自分の容姿に関してで埋まっていたんですが、今は全然考えなくなったんです。』
—どうしてそういう風に考えが変わったんでしょうか?
みきしぃ
『先ほど話したように、仕事とか、自分の容姿とは関係のない部分でも認められることが増えたからだと思います。
昔は、自分の容姿が他人に認められないと自分の評価に繋がらないとか、偏った考えをしてしまってたんですよね。
それが変わってきて、容姿以外の部分を褒められても、自分の自信につながっていくようになったんだと思います。』
—そうなると、自分のいる環境って本当に大事ですね。
みきしぃ
『そうですね。昔勤めていた携帯ショップや市役所にいたままでは、整形をしていたとしても、今みたいに考えられていないかもしれません。
だから、自分をプラスに転じてくれる人との出会いはすごく大切ですね。』
—ありがとうございます。最後に、昔のみきしぃさんのように自分に自信が持てない人たちへのメッセージをお願いします。
みきしぃ
『重複してしまうのですが、自分に自信が持てない人たちは成功体験が少なく、人に褒められたことが無いとか、人に褒められたとしても自己肯定感が低くてバリアを張っちゃうような人が多いと思うんですね。
まずは容姿に限らず小さくてもいいので成功体験を積み重ねて、自己肯定感を強くしていくのが必要だと思います。
なので、いっぱい失敗をしながらも、いろんな事に挑戦していってほしいです。
失敗をするというのは別にマイナスではないんです。
失敗したから自分は何も出来ないって思い込む必要は全くないです。
「そうじゃないんだよ」って伝えたい。
自分の得意な分野で評価されてないというだけなんです。』
―――――――――――――――――――――――――――
以上、みきしぃのインタビューでした。
誰しも自分の容姿に悩んだり、仕事が上手くいかなかったりと自信が持てないことはあったはず。
みきしぃは4度の整形を経験されていますが、それ以上に、成功体験を積み重ねたことで今の前向きな姿に変わっていったように思えます。
インタビューの端々から、みきしぃの優しさと強さが感じられました。
今の自分に悩んでいるという方、みきしぃの自己肯定感の高め方を是非参考にしてみてください!
Twitter: https://twitter.com/Qpr_7
Note: https://note.com/mikisy
もっとみきしぃの事を知りたい!という方はこちらのインタビュー記事もご覧ください!
レディオブックの頼もしすぎるメンバーを紹介! / みきしぃ