会員制パフェバー「Remake easy」の立ち上げからブランディングまでを担っていただいた弊社のCSO、萩原清澄さんが2021年6月末をもってレディオブック から卒業することを発表いたしました。
このコロナ禍で多くの飲食店が大変な思いをする中、Remake easyがたくさんの方に愛され続けているのも、清澄さんの力があってこそ。
ということで今回は、お世話になった清澄さんの新たな門出を祝うべく、レディオブックメンバーが集結!
※前田さんはリモートでの参加となりました
・清澄さんにとってのレディオブックとは?
・今後のチャレンジについて
を語っていただきました!
【アベンジャーズのような集団】
こんな機会を作っていただきありがとうございます!
まるで卒業するアイドルのような扱いで…(笑)
改めまして、昨年2020年の春ごろにジョインしてから約1年半、ありがとうございました!
本当に、レディオブックは毎日がエキサイティングでたくさんの経験をさせていただきました。
ありがとうございました!レディオブックでの日々を振り返ってみて、いかがですか?
いやー、本当に全員タイプが違う、アベンジャーズのような集団だったなと。
いい意味でモンスターみたいな方がたくさんいて、それをまとめていくYUGOさんはよっぽど肝が座ってるんだなってしみじみ思いましたね。
で、田端さんは、世間のイメージとは全然違いました(笑)
几帳面だし、面倒見がいいし、SNSではあんな事言っていますが人としての筋を外していない(笑)
前田さんに関しては、noteとかtwitterもマメに更新してるから、細かく連絡とか確認を取るタイプの方なのかなと思ったら違いました!
自分の中でグッと深く掘って熟成させて、相手が期待する以上のものを最終的にどんと出してくるタイプですよね。
我々は前田さんを信頼しているからそんな事ないですが、途中でのジャブが少ないから「え、前田さん本当に進めてくれてる?」って不安になる人もいそうなくらい(笑)
クライアントの頭に入り込んで考え抜くことが出来るのが、前田さんの強さだなと思いました。
前田さんはサッカーでいうとドリブラーだよね。無駄にパスをこまめに出すんじゃなくて、自分でグッと運んでいくタイプ。
“3回理論”みたいなこと以前言っていましたよね?
3回出して完全に決める、3回理論。まあ、実際にはそこまで深く考えてないんですけど(笑)
清澄さんに関してはオーダーが明確だから、やりとりが少なくて済むんですよね。
「こういう感じで」っていう例の解像度がすごく高いから、依頼される側としてはありがたいですよ。
それって結局
出すものに自信があるからなんですよね。
料理人も同じで。1回の食事って750グラムがちょうどいいって言われているんですが、どんな高級店でもそれを超えて出しちゃうんです。足りないって言われるのが嫌だから。その結果、量だけは満足してほしい、という思考になって過剰に提供してしまうんです。それと比べると、前田さんは質が圧倒的だから途中の小出しが少なくても結果相手を大満足させられる。
750グラムがちょうどいいんですね!清澄さんは、本当に例えが分かりやすい(笑)
【レディオブックメンバーから見た萩原清澄とは?】

清澄さんは鋭い
洞察力と現場感を持ち合わせた方だなと思います。
今までいろんなわがままな人たちを満足させてきたからこその力でしょうね。
飲食って言ってしまえば“人間の欲がダダ漏れ”な場所じゃないですか。だから目の前で起きている事にどうやってすぐ対応するかの接近戦。
もはや格闘技ですよ、飲食は。
メディア作りをしてきた人間からすると、かなりリスペクトしています。
僕から見た清澄さんは、とにかく
“レバレッジを効かせたアイディアを作る”のが上手な人。例えば、富裕層に受けるためには、こんな要素と人材が必要だよねっていう緻密な計算をした上で、実際に揃えることまで出来てしまう。多分清澄さんならただのアイスコーヒーを3000円で売ることだって出来ちゃうと思うんです。僕はせいぜい800円(笑)
で、
作り上げた価値を現場に落とし込むのも上手。まさにオールラウンダー。
あとは、本当にいいものを知っているなと思います。ブレストをする時も、「これ良くないですか?」って出してくるものが毎回めちゃくちゃいいんですよね。
自分が想像したものを相手の脳内にも思い浮かばせる事に長けているので、デザインに落とし込みやすかったです。
やりとりがないことで不安にさせてしまったのは申し訳ないですが(笑)
デザイナーとしては表現に集中できるので、かなりありがたいです。
【飲食は現場が全て?】

Remake easyの立ち上げからブランディングまで携わっていただきましたが、いかがでしたか?
すごく勉強になりました。
パフェバーもさることながら、会員制というビジネスモデルも当時新しかったですからね。
Remake easyを皮切りに、渋谷にパフェ屋さんたくさん出来てきましたよね(笑)
7月頭に会員権の募集をしたら秒で埋まったので、今でもブランド価値はまだ担保出来ているとはいえ、現状維持では絶対ダメだと思っています。
サービスの質をさらに追求していかないと。
ユーザーからの期待値はありがたい事に上がってきてますもんね。
SNSのフォロワーが多かったり情報リテラシーが高い方たちにも来ていただいているので、期待に応えられなかった時のダメージはかなり大きいと思うんです。
結果、パフェバーと言いつつも、高級レストラン並みのサービスが求められている。そこは現場で働くあきお君たちが一番分かっているはず。やっぱり、
飲食は間違いなく現場が全てなんですよね。いろんな飲食店をプロデュースしてきて分かったのは、現場がお客さんと接して感じた事は絶対にやった方がいい、という事です。
なので、苦戦しながらも現場のチームががメニュー開発をしているRemake easyの現状はとてもいい環境だなと思います。
経営者やオーナーがこういう方針だから仕方ないって逃げずに、
とことん目の前のお客さんと向き合って改善をしていく、そんなお店であってくれると次が見えてくるかなと。
それは間違い無いですね。
これからはお酒を飲んだ後、2軒目で使えるお店としてRemake easyを思い浮かべてもらえるように、パフェに限らずその土地の文化に合わせながら展開していけたらなと思っています。
例えば、牛丼のRemake easy、パンケーキのRemake easy、シーシャのRemake easyなどですね。
味噌汁バーなんてどう?飲んだあとにラーメン行くより、ヘルシーで良くないですか?サブウェイみたいに具材もオーダーメイドの形式とかにしたら楽しそう。
パフェと同じで、誰が作ってもクオリティを担保出来そうだしね。
【今後の展望について】

僕のこれからについてですが、今までプロデュースやブランディングに注力していたのですが、ここで現場の人間に戻ります。また詳細が決まったら知らせしますが、
僕のお客さんや繋がりのある方に限った会員制の飲食店をゼロから作って行きます。
おそらく世界のどこにもないだろうというものを、最強チームも揃えて準備しておりますので皆さんぜひ期待していてください!
ここでまた現場に戻る、という選択が清澄さんらしいですよね。
今って、現場で泥臭く働きたがる人が少ないからサービスマン不足って言われれるじゃないですか。
でも清澄さんいろんな経験をしてきた上で、
現場での感覚が大事と気付き、自身が現場で働くことを楽しめる。これって素晴らしいことだなと。
レディオブックは「自分のやりたくないことは、きっと誰かのやりたいこと。」ということをメッセージに掲げているのですが、それをまさに体現されているなあと思います。
清澄さんが会員を募集したら応募が殺到するんじゃないですか?
会員になることがステータスになって、新しいコミュニティが生まれて、サードプレイス化したら面白いですよね。
これ、もう僕予約することできますか?(笑)
ありがとうございます!
内装にも、サービスにもかなりこだわっているので、頑張って年内にオープンが出来るかな…といったところです!
ぜひ、お三方も会員になってください!
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以上、萩原清澄さんの卒業を記念した対談でした!
どこまでも現場にこだわる姿はやはりサービスマンだなと感じますね。
改めて、清澄さん今まで大変お世話になりました。
そしてRemake easyを一緒に作り上げていただいてありがとうございました!
レディオブック一同、これからの新しい挑戦を応援しております!